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TDL:ロジャーラビットに落下や浮遊感はある?怖いと言われる理由を解説!

「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」は、トゥーンタウンの奥まった場所にあり、あまり目立ちません。

にもかかわらず、待ち時間が比較的長くなることの多い、人気のアトラクションです。

このロジャーラビットについて、「怖い」という声があることをご存じでしょうか?

今回は、ロジャーがなぜ怖いと感じられるのか?

また、実際に落ちるような演出や浮遊感はあるのか?を説明します。

恐怖の理由や動きの特徴などを、一緒に見ていきましょう。

ロジャーラビットが怖いと言われる理由

アトラクション内が常に薄暗い

ロジャーラビットのカートゥーンスピンは、建物の中に完全に設置された屋内型のアトラクションです。

館内に足を踏み入れると、Qライン(※待機する列のこと)を含め、全体がかなり暗くなっています。

暗い環境が苦手な方にとっては、乗る前から恐怖を感じることもあるでしょう。

 

大音量と不安をあおる音響

この施設では、音響の大きさが際立っています。

耳に入る効果音が不穏な印象を与えるため、恐怖を感じる要因となっています。

館内で流れる不安を誘う音には、以下のようなものがあります。

 

  • 爆発を連想させる音
  • 何かが壊れるような音
  • 敵役の声など

 

Qラインに並んでいる段階から、このような音が聞こえてくるため、乗車前に緊張感を覚える方も少なくありません。

 

ストーリー自体が怖い構成

このアトラクションは、映画「ロジャーラビット」の世界を再現したものです。

その映画自体が、ダークな内容を含んでいます。

そのため、アトラクションの設定や進行も、暗い雰囲気を持っています。

物語はQラインの時点から始まっており、不穏な音が鳴るのもこのストーリーの一環として組み込まれています。

内容をより理解しながら楽しむためには、事前に映画を観ておくことをおすすめします。

 

配色が独特で不気味に映る

このアトラクション全体に使われている色は、非常に特徴的です。

催眠を連想させるような色使いが施されています。

こうした色合いが、不安や違和感を与える要因となる場合もあります。

ホラー系の施設ではないものの、体験後に妙な感覚が残ることもあります。

 

ライドの動きが思いのほか激しい

ロジャーラビットは、一定の身長を超えていれば子供でも利用できるアトラクションであり、絶叫マシンとは異なります。

しかし、劇中で登場する敵キャラクターが撒いた液体により、ライドが激しく回転する演出が施されています。

このため、予想以上に勢いのある動きを体験することになります。

この動きがどのような影響を与えるのかを、次に紹介します。

 

ロジャーは落下する?酔う可能性は?

高い場所から落ちる演出はない

このアトラクションでは、実際に高さのある場所から落下する構造にはなっていません。

ライドは一貫してフラットな軌道上を移動するため、「落ちるのが苦手」という方でも安心して乗ることができます。

 

落下を疑似体験する場面がある

走行は常に水平であるにもかかわらず、一部の演出により、まるで高所から落ちていくように感じるシーンが存在します。

この演出はあくまで視覚を使った錯覚に過ぎず、実際に上下動が発生することはありません。

ジェットコースターやフリーフォールのような、浮遊感が苦手な方でも問題なく体験可能です。

 

回転で酔う可能性がある

ロジャーラビットには高低差はないため、身体が浮き上がるような感覚は起きません。

ただし、ライドが激しく回転する場面があるため、乗り物酔いしやすい方は不快感を覚える可能性があります。

ライドには回転用のハンドルが備えられており、操作次第で「コーヒーカップ」の様にさらなる回転を引き起こします。

自身でハンドルを回さなくても、ある程度の回転は発生します。

しかし、回しすぎると降車後にふらつきを感じることも・・・。

不安な方はハンドルに触れず、ライドに任せて進行するのがおすすめです。

 

実際に乗ってみた体験談と感想

私はジェットコースターはもちろん、車で坂を下るときに感じるわずかな浮遊感すら苦手です。

それでも、ロジャーラビットのカートゥーンスピンで、浮遊感を覚えたことは一度もありません。

 

このアトラクションは、暗がりの中でハンドルを回して進行するため、どちらへ向かっているのかわからなくなる印象があります。

暗い場所が苦手でなければ、また急な加速や横揺れが気にならない方であれば、問題なく楽しめると思います。

映画を鑑賞したことがないため、ストーリーの詳細は把握していません。

ですが、体験は非常に短く感じられ、内容を深く考える間もなく終わってしまう印象です。

 

進行速度は自分で調整できないため、自然な流れに身を任せる形となります。

カートゥーンスピンに搭載されているハンドルは、車両の進行方向を操作するためのものではなく、車体自体を回転させるための装置です。

見た目はハンドルに似ていますが、実際には操作に力が必要で、想像以上に重さがあります。

一般的な車のハンドルのように軽く回せると思っていると、思うように動かせず戸惑うかもしれません。

 

ライドは常にレールの上を移動しますが、直線的な動きは少なく、ほとんどがカーブを描くルートになっています。

たとえば、進行方向が右カーブであれば、ハンドルも右に回すことでスムーズに回転させることができます。

逆に、カーブと反対側にハンドルを切っても、車体はあまり回転しません。

ライドが後方を向いている状態では、方向感覚がつかみにくくなります。

そんな時は操作を続ければ、どちらかには確実に回転します。

 

ただし、コーヒーカップのように連続して素早く回り続けるわけではなく、ゆるやかに方向が変わる程度です。

もし、次回体験される機会があれば、しっかりと力を込めてハンドルを操作してみたり、カーブに合わせた方向で回転させてみると、よりアトラクションを楽しめるかもしれません。

 

まとめ

東京ディズニーランドのアトラクション「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」は、しばしば「怖い」と言われることがあります。

この記事では、怖いと感じられる理由について取り上げました。

 

・内部が暗く視界が悪い

・音響が大きく、不安を誘う演出が多い

・ストーリーの内容にダークな要素がある

・色彩が奇抜で異様な印象を与える

・ライドの動きが激しく回転も多い

 

以上のように、恐怖を感じる要素は複数あるものの、急降下やスピードアップといった絶叫系の要素は含まれていません。

また、身長制限も設けられておらず、1人で座れるお子様であれば利用可能です。

ただし、ライドが激しく回転する場面があるため、酔いやすい方は乗車の際に注意が必要です。

ハンドルを操作せずに乗ることで、回転を抑えながら無理なく楽しむこともできます。